広島・遠藤、118球無四球完投「ストライク先行でいけた」プロ初適時打も記録

プロ初完投で今シーズン2勝目をあげて拳を握る広島・遠藤=東京ドーム(撮影・堀内翔)
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 「巨人2-9広島」(2日、東京ドーム)

 広島が大勝。同一カード3連敗を阻止、巨人戦の連敗を5で止めた。3年目の遠藤はプロ入り初完投で今季2勝目をあげた。「とても気持ちいいです。完投は理想像だったので、今回できてとてもうれしいです」と喜びの声を挙げた。

 九回を118球投じて、被安打5、2失点、5奪三振。光ったのは無四球という制球力。「ストライク先行でいけたのが一番良かったと思います」と自己分析した。

 2失点は二回の大城、九回の坂本にソロ本塁打によるもの。三回から五回まで3者凡退。八回は2死から松原に三塁打を打たれたが、続くパーラを空振り三振に仕留めた。4番岡本も無安打に抑えた。連打を許さない投球で完投につないだ。

 バットでも自らを援護した。三回、2死二、三塁からプロ初適時打で初打点となる2点中前打を放ち4点差に広げた。「何とか自分で点数をとって楽にしようと思って打席に立ちました」。プロ2本目の安打で初打点をあげた。

 「先輩方が打ってくれたので楽に投げられました」とチームメートに感謝。チームの連敗も2で止める投球。「次もストライク先行でバッター勝負で投げていければと思います」と胸を張った。

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