広島・堂林 打率2割台に下降も前を向く「もうひと踏ん張りして」

 「広島3-4DeNA」(18日、マツダスタジアム)

 広島の堂林翔太内野手(29)が中前2点適時打を放った。

 七回1死二、三塁からエスコバーの投じた154キロ直球をはじき返した。「強い真っすぐに合わせて入っていった。チャンスだったので積極的にいきました。うまく対応することができて良かったです」と話した。

 試合前までは14打席連続無安打。一時は4割を超えた打率だったが、徐々に成績が下落。この日も、先発・井納の前に空三振、見逃し三振、一ゴロと抑えられたが、ひとまず長いトンネルを脱出した。

 佐々岡監督は「下降線のところで一本出たので変わってくれればいいと思う」と今後の活躍に期待を寄せた。

 5打数1安打で打率は・299と3割を切った。それでもこの一打を機に復調すれば、光は見えてくる。「粘って諦めない姿勢を見せてくれている。地元でいい試合できていないので、悔しい思いを持っている。あした切り替えて」と佐々岡監督。「もう一踏ん張りしてチームの勝ちに貢献したい」と気を引き締めた背番号7が地道に歩みを進めていく。

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