広島・野村が粘った6回2失点 降板直後に堂林&田中広弾で黒星消える
「広島-DeNA」(19日、マツダスタジアム)
広島の野村祐輔投手(31)が6回9安打2失点と粘投。108球を投げ、降板した。
初回、先頭の梶谷、柴田、宮崎に三連打を浴びるなどしてピンチを招くと2死満塁、フルカウントからロペスに中前2点適時打を浴び、先制点を献上した。
DeNA打線に打ち込まれながらも初回の2失点以降は得点を許さなかった。初回、二回、三回全てで先頭打者を出し、五回を除く毎イニング安打を許す苦しい投球が続くも粘り強いピッチングで要所を抑え、五回は1死一、二塁からロペスを遊ゴロ併殺に打ち取り、ピンチを切り抜けると六回は2死二塁から鋭いけん制球で走者を刺して無失点に抑えた。
前回登板の11日・中日戦は今季最短の3回2/3を3失点で降板。初黒星を喫しており、巻き返しに燃えていた右腕。満足いく内容ではなかったが、必死に腕を振ってクオリティースタート(6回以上、自責点3以内)を達成した。なお、裏の攻撃で堂林と田中広のソロ本塁打で2-2と追いついた。