広島・上本、プロ初のサヨナラ打で男泣き!広島は今季初のサヨナラ勝ち

佐々岡監督(左)に祝福される上本(撮影・立川洋一郎)
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 「広島4-3阪神」(28日、マツダスタジアム)

 広島が今季初のサヨナラ勝ちで、阪神に競り勝った。

 同点に追いつかれた九回。先頭の松山が右前打で出塁。1死後、坂倉が二塁内野安打でつなぐと、上本が中越えへプロ入り初のサヨナラ打を放った。ヒーローとなった上本はナインにもみくちゃになると、思わず男泣きした。

 上本は「このところすごいチームに迷惑をかけていたので、何とかしたいという思いが強かったです」と、初のお立ち台で興奮冷めやらぬ表情で語った。

 初回、広島・菊池涼が阪神先発・西勇のスライダーを捉え、右中間スタンドへ5号先制ソロ。続く二回には坂倉が中堅右への2ランでリードを広げた。

 投げては先発のドラフト1位・森下が7回を投げ6安打2失点。8つの三振を奪い、123球の力投。ここまで阪神に対して3勝3勝という好相性ぶりをこの日も存分に発揮した。

 しかし、勝利目前の九回、抑えのフランスアが無死からの連打でピンチを招き、内野ゴロの間に同点に追いつかれた。しかし、沈みかけたムードを伏兵の一打が振り払った。

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