広島 また拙攻で2連敗 遠藤は緊急降板 負傷者相次ぐ悪循環

 5回途中、治療のためマウンドを降りる広島・遠藤淳志
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 「阪神3-1広島」(12日、甲子園球場)

 広島は2連敗で借金9となった。

 打線がまたも沈黙した。三回から八回まで毎回安打を放ったが、連打が生まれない。阪神・秋山の緩急を使った投球に苦戦し、七回には1死一塁で坂倉が二ゴロ併殺打。八回は無死一、二塁でピレラが二ゴロ併殺打に倒れた。その後、菊地涼が意地の中前適時打を放ったが、反撃はここまでだった。

 4番の鈴木も元気なく、3併殺で完封負けを喫した前夜に続く拙攻。初回3失点をはね返す勢いは生まれなかった。

 先発の遠藤は中5日で登板したが、五回途中5安打3失点で、足にアクシデントがあり緊急降板。治療後にマウンドで状態を確認したが続投できず、そのまま交代となった。

 エース大瀬良、主軸の西川や会沢ら故障者が続出しているチームが、またもアクシデントに見舞われた。

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