広島・大盛がプロ初本塁打 育成ドラフト入団選手では球団初のアーチ 七回に3発
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「ヤクルト-広島」(3日、神宮球場)
広島・大盛穂外野手が七回にプロ初本塁打となる1号3ランを放ち、リードを4点に広げた。
両チーム無得点で迎えた七回先頭の長野がバックスクリーン左に6号ソロを放ち、先制する。苦戦していたヤクルト先発のスアレスから突破口を開くと、打線が活性化する。堂林、菊池涼が安打で続き、1死一、二塁で打席に立った大盛は初球のチェンジアップを右翼スタンドに豪快に放り込んだ。4点差としてスアレスを降板させた。2番手・中沢からも松山がバックスクリーンに7号2ランを放ち、1イニング3発で一挙6点を奪った。
静岡産大から18年ドラフト育成1位で入団。今季より支配下登録された。7月24日に初めて1軍に登録され、現在はトップバッターを任される。出場48試合目でのうれしいプロ1号は、球団としても育成ドラフト入団選手で広島在籍時に記録する初の本塁打となった。