広島・西川が1軍復帰即スタメンで猛打賞「野球が久々にできて楽しかった」

 5回、中前打を放つ西川(撮影・立川洋一郎)
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 「広島7-4ヤクルト」(11日、マツダスタジアム)

 コンディション不良により、戦線を離脱していた広島の西川龍馬内野手(25)が8月25日のDeNA戦以来となる1軍復帰を果たし、即「5番・中堅」でスタメン出場。1イニング2安打を放つなど猛打賞2打点の活躍でチームを勝利に導いた。

 久々の本拠地に「若干緊張もした。お客さんも増えているし、野球が久々にできて楽しかった」と喜んだ。

 打者一巡の猛攻の起点をつくった。1-0の先頭で迎えた五回。小川から中前打を放つとそこから打線がつながった。そして同イニングの5-0から2死満塁で久保の初球を捉え、遊撃への2点適時内野安打を放った。

 「飛んだところが良かった。結果は最初にしてはまあまあです」と話すも佐々岡監督は「全く問題なかった。やはり彼の存在は大きい」とたたえた。

 47日ぶりの復帰。それまでは大盛らの若手が活躍した。「2軍もいい選手がいる。でも焦らずにいこうと思っています」と泰然自若の構えを見せた。

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