広島・石原慶幸が引退会見「チームの力になれないのであれば、引退しないといけない」
今季限りでの現役引退を発表した広島・石原慶幸捕手(41)が16日、マツダスタジアムで引退会見を行った。
冒頭で自ら「今シーズンをもって引退することに決めました。今までありがとうございました」とあいさつ。引退理由に「チームのために自分がなっているか、なってないかを自分なりに考えて、やっぱり野球選手としてチームの力になれないのであれば、引退しないといけないと思っていたので」と話した。
01年度ドラフト4位で入団。低迷期からチームを支え、16年にはベストナインとゴールデングラブ賞を獲得。16年からのリーグ3連覇にも貢献した。プロ19年間で印象に残っていることには「(16年の)25年ぶりの優勝というのがすごく印象深いというか。一番記憶に残っています」と感慨深げに振り返った。
引退試合は11月7日の阪神戦(マツダ)。8月27日のDeNA戦で負傷交代し、翌28日に出場選手登録を抹消されたが「今はやっと走りだしができてきたという感じですね」と患部の状態を説明。「全力で走れるようにリハビリして、頑張ります」と、ファンに最後の勇姿を届けることを約束した。