広島・鈴木誠、今季2度目のベンチスタートも代打同点打 さらに25号2ラン
「中日-広島」(30日、ナゴヤドーム)
広島は、主力と若手がかみ合って七回に4点を奪った。
2-3で迎えた。1死から松山が右前打を放ち、菊池涼が四球でつないだ。床田の場面で、佐々岡監督は代打・鈴木誠を打席に送る。今季2度目のベンチスタートとなった主砲は谷元の直球を捉え中前適時打だ。「チャンスでコンパクトに捉える事ができました。同点に追い付く事ができて良かったです」
3-3となり、1死一、二塁で大盛が大きな仕事を果たす。直球を振り抜き、右中間を破る2点三塁打を放った。「打撃カウントで、しっかり自分のスイングができた。打てて良かったです」。今季、支配下登録を勝ち取り急成長を続ける若鯉は、汗をぬぐいながら力を込めた。
さらに田中広の右犠飛でもう1点を追加。序盤、封じ込められた打線が一気に中日を突き放した。
鈴木は八回の第2打席で1死一塁から左中間に25号2ラン。トップの巨人・岡本と3本差として本塁打王争いでも射程圏に入った。