松山 広島残留、FA権行使せず「チームの力になれるように」
海外FA権を取得した広島の松山竜平外野手(35)が17日、権利を行使せずに残留する意向を示した。マツダスタジアムで取材に応じ「チームの力になれるように、オフをしっかり過ごしていきたい。(来年の)春にいいアピールができるように」と意気込んだ。
今季は開幕前の5月下旬に下半身のコンディション不良を訴え3軍で調整。開幕スタメンこそ逃したものの、6月26日に1軍昇格を果たすと勝負強い打撃でチームに貢献した。最終的には108試合に出場し打率・277、9本塁打で67打点。シーズン終盤からは4番に座るなど、打線の中軸として存在感を示した。
ただ本人に慢心はない。「3割を残せなくて悔しいし、打点ももう少し取れた」とさらなる高みを目指し、プロ14年目の来季へ臨む。