広島・中崎は5800万円減 今季登板6試合「何もやってない、仕方ない」
広島の中崎翔太投手が26日、広島市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸1億4500万から減額制限(1億円以上は40%)となる5800万減の8700万円にサインした。
「何もやっていないですし、金額に関しては仕方がない。仕事ができていないだけなので。クビになった訳ではないので、また1から頑張るだけです」
昨年11日に右膝を手術。復活を目指したシーズンは6試合で1勝0敗0セーブ、防御率9・00で終わった。開幕を1軍で迎えたものの、7月9日のDeNA戦で1/3回を4安打3失点。翌10日に出場選手登録を抹消され、その後は一度も1軍昇格を果たせなかった。
9月には、2年連続の手術となる「右後上腕回旋動脈瘤(りゅう)切除術」を受けた。回復は順調に進んでいるようで、この日は術後初めてブルペンに入り投球練習した。
「球数は少なかったですけど。キャンプは2軍スタートになると思うけど、初日からしっかりアピールできるだけの準備は整うかなと思います」と話した。