広島OB・安仁屋宗八氏が濃厚接触者に 検査は陰性もラジオ番組欠席「一歩も出てない、つらい」
広島、阪神で活躍し、現在は広島のOB会長を務める安仁屋宗八氏(76)が新型コロナウイルスの陽性患者の濃厚接触者となったため自宅待機していることが14日、分かった。
安仁屋氏はこの日、毎週月曜にレギュラー出演している中国放送(RCC)のラジオ番組「平成ラヂオバラエティごぜん様さま」に電話で出演。知人がコロナ感染したため、自身もPCR検査を受けたところ、結果は陰性だったが、2週間の自宅待機を指示されたことを明かした。
番組の冒頭で「このたびは医療関係者の皆さまにご迷惑をおかけしました。感謝していします」と話し、現在は自宅にこもって一歩も外出していないことを説明。「体はまったくなんともないので元気です。家では女房から間違い探し(のクイズ)をさせられています。分厚い本を買ってきて、2週間でどれだけできるか。テストみたいなもんです」と苦笑い。「今、テレビはコロナのニュースばかり。本当は隠れてでも散歩に行きたいが、なにかあったら大変なので我慢してずっと家にいます。今までこんなに家にいた経験はなかったのでつらいですね。女房からは迷惑がられています。朝昼晩と食事を作らないといけないので」と自宅での様子を語った。
次回21日の番組出演も見合わせ、28日の放送から復帰する予定という。番組でコンビを組んでいるフリーアナウンサーの桑原しおりさんは「こんなに家にいることもないと思うので、ゆっくり過ごしてくださいね」と気遣っていた。