広島ドラ1・栗林「負けない投手に」対戦したい打者は「福留さんのファンだった」入団会見
広島は15日、広島市内のホテルで新人7選手の入団会見を開いた。今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ファンを会場に入れず行われた。
最初に登壇したのはドラフト1位・栗林良吏投手(トヨタ自動車)だ。マイクを握ると冒頭「実感がわかない中、過ごしていた。こういう機会をもらって、プロの道を進むんだという期待とワクワク感があります」と話した。質疑応答は下記の通り。
-カープの印象は。
「若い選手が活躍している。ファンが温かく、熱い応援をしてくれる。ファンと一緒に戦っている感じがする」
-投手陣については。
「特に大瀬良さんや森下さん、あっ、森下などたくさんの右投手のオーバースローが活躍している。競争に入るのは厳しいけど、負けないように。また今いる投手に良い刺激を与えられるようになりたい」
-森下投手から連絡は。
「ドラフトの時、また一緒にやれますねと。すごくうれしかった」
-社会人から広島入り。
「社会人では働く事の大変さ、特に今年はコロナで会社が忙しい中、野球をやらせていただいた実感がある。プロ選手として1日でも1年でも長く現役選手をやれるようにという気持ち」
-大切にしている事は。
「負けない投手が一番、良い投手だと思う。打たれた時の立ち振る舞いとか、野手に影響する事が投球の中ではいっぱいあると思う。野手の事を思って投げています」
-対戦したい打者は。
「阪神から中日に移籍された福留さん。小さい頃、福留さんのファンだった」
-どういう投球をしたいか。
「ピンチなら必ず抑えたい。対戦できる喜びを感じて、ホームランはダメですけど、楽しみながら投げたい」
-役割については。
「期待してもらっている場所で投げたい。先発、リリーフにこだわりはない」
-先発なら。
「10勝以上。(その中で)貯金をつくれるようになりたい」
-最後に。
「僕だけではなく、ここにいる7人の選手で(チームに)良い風を吹かせられるように頑張っていきたい」