広島・会沢「試合に出ないと…」負傷で出場79試合 現状維持の1・8億円
広島の会沢翼捕手(32)が16日、広島市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3年契約2年目の来季は現状維持となる1億8000万円プラス出来高払いでサインした。(金額は推定)
今季は打率・266、7本塁打、36打点の成績を残したが、2番手捕手・坂倉の台頭や、9月10日のヤクルト戦(マツダ)で顔面にファウルチップが直撃し、負傷交代で出場選手登録を抹消された影響もあり、昨年は自己最多の126試合に出場したが、今季は79試合と出場機会を減らした。
会沢は、「(手応えは)全くない。試合数は僕の中でも大事にしている。プロ野球選手である以上、試合に出ないといけない。そこが一番悔しい」と話した。
チームは2年連続でBクラスに終わった。
「僕個人もそうだが、チーム全体として危機感を持ってやっていかないといけない」と気を引き締めた。
来季については、「日本シリーズに出たい。2連覇している巨人、他のチームもそうですけど、上位のチームに勝っていかないといけない。最後の最後まで野球ができるようにしたい。広島カープがまた強いんだといってもらえるように、一致団結して何とか佐々岡監督を胴上げできるように、頑張っていきたい」と意気込んだ。