広島・大瀬良 若鯉と対話する! 初2軍キャンプスタート「プラスに」チーム力底上げ

 広島の大瀬良大地投手(29)が21日、2月1日から始まるキャンプに向けて、積極的に会話を図ることで若手の成長を促し、チーム力アップにつなげることを誓った。昨季中に右肘手術を受け、初の2軍スタートとなった右腕。主将としての責任と自覚を持ちながら、着実に1軍への階段を上っていく。

 例年以上に自覚と責任を持ちながら、大瀬良は汗を流している。昨年9月に右肘手術を受けた影響で、キャンプはプロ初の2軍スタートとなった。しかし、状態面は「ある程度満足できるところにある」と順調。現在は1軍に同行しても差し支えないレベルまで回復している。

 今季は12年ぶりにキャプテン制が復活。主将に任命された右腕には、若手の指導も求められる。「肩書もついたので最初に1軍にいられない寂しさはある」としながらも「下(2軍)の子と接する機会はこれまでなかった。そういった意味ではいろんな選手と話ができる。僕もいろいろ見られるし、成長できるチャンス。プラスに捉えたい」と2軍スタートをチーム力強化につなげていく構えだ。

 もちろん自身の調整も怠らない。目指すのは2月中旬に見込まれる入れ替え日での1軍合流。「じっくり、焦らず、慌てず、それなりに急いでつくっていこうかなと思います」と力を込めた。

 6月には節目の30歳となる。昨季は手術後に肉体改造に着手し、走り込みや筋トレなどで約5キロ減量した。「いい投げ方、理にかなった投げ方をつくっていけたらいい。これはチャレンジです」と歩みを止めないエースが、復帰への道を突き進んでいく。

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