安仁屋氏が広島ドラ1栗林に期待「一番のプラス材料は結婚していること」
デイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏(76)が、春季キャンプスタートを前に、広島のドラフト1位ルーキー栗林良吏投手(24)について語った。
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コロナ感染拡大防止のため、OBといえどもカープの自主トレは見学できない。まだ栗林の投球を生で見ていないので、はっきりとしたことは言えないが、テレビで社会人時代の投球を見る限り、去年の森下のような活躍を見せてくれるんじゃないかと感じた。球の威力も十分だし、気の強さが前面に出た投球はプロ向きといえる。
社会人出身ということもあるが、テレビでの話しぶりを見ても、すごく落ち着いている印象を受けた。そこは初々しかった去年の森下とは全然違う。一言一言に自信のようなものを感じさせる。
一番のプラス材料は結婚していること。食生活も含めて体調管理は奥さんがしっかりサポートしてくれるだろうし、試合でミスした時やちょっとした悩みがある時も、家で話を聞いてくれる人がいるのはとても大きい。
プロはやればやるほどお金になって返ってくる。社会人の時以上に、やりがいはすごくあるし、どんどん欲も出てくる。「嫁さんに楽な生活をさせてあげたい」という思いを原動力に、1軍マウンドで活躍し、バリバリと稼いでもらいたい。