広島・正随“中田イズム”で1軍定着だ!球界屈指の強打者との自主トレに手応え

 広島の正随優弥外野手(24)が28日、“中田イズム”での1軍定着を誓った。広島鯉城シニア、大阪桐蔭の先輩である日本ハム・中田らと今月6日から23日まで大阪市内で自主トレを行い、体の使い方などの助言を受けて手応え十分。期待の言葉を胸に1軍で存在感を示し、偉大な先輩へ恩返しする。

 背中を押された分だけ思いが強くなった。球界屈指の強打者から多くを吸収した自主トレ。正随は「技術も考え方も全て含め、自分が聞きたいと思うことを全部紙に書き出して聞きました」と中田へ質問をぶつけた。

 数々の助言を糧に、結果を残すことが何よりの恩返し。「少なからず自分が活躍して結果を残せば確実に耳に入るはず。交流戦だけじゃないけど『とにかく(1軍に)上がってこい』という感じで言われた。本当に頑張ってやろうと思いますよね」。師匠からの言葉に心が奮い立った。

 体の使い方も学んだ。「100%の力を使わなくても、100%と同じか、それ以上の力を引き出せることは理解できた」。この日は大野練習場で左右の片手一本でスタンドティー。中田から教わった練習法で「いかにヘッドを速く使えるか。ドアスイングの矯正や、色んな意図がある。自主トレ前よりスキルが上がっていると実感している」と手応えを伝えた。

 昨年9月18日のヤクルト戦(神宮)で放ったプロ初安打が、プロ初本塁打になった。だが、それも通過点。「口酸っぱく『ホンマに頑張ってくれ、期待しているから』と言われた」。感謝の思いをバットに込め、1軍定着で先輩に恩返しする。

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