広島ドラ1栗林がプロ入り後最速150キロで中日・根尾を圧倒「常にその勢いで」

8回の1イニングを3者凡退に抑える好投を見せた広島・栗林良吏=北谷公園野球場(撮影・北村雅宏)
8回、中日・根尾昂(手前)を空振り三振に仕留める広島・栗林良吏=北谷公園野球場(撮影・北村雅宏)
8回の1イニングを3者凡退に抑える好投を見せた広島・栗林良吏=北谷公園野球場(撮影・北村雅宏)
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 「練習試合、中日0-4広島」(23日、Agreスタジアム北谷)

 広島のドラフト1位・栗林良吏投手(トヨタ自動車)が1回無安打1奪三振無失点と好投した。直球はプロ入り後、最速となる150キロを計測した。

 八回から登板。1死から根尾と対戦した投球が圧巻だった。外角低めにズバッと制球した直球は150キロを計測。2球で追い込むと、カウント1ボール2ストライクからフォークで空振り三振を奪った。

 伝家の宝刀に、根尾は左手を離してスイング。最後は大きく膝を折り、地面に手を突いた。今春好調の成長株を圧倒した。

 これが2試合目の対外試合登板だった。出番に備えた準備の仕方にも徐々に慣れてきた。「150キロが出たのはすごく良いことだと思う。常にそのくらいの勢いでいけるように頑張っていきたい」と前を見据えた。

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