広島佐々岡監督「本当にナイスゲーム」昨年から続く不名誉な“記録”ストップ
「練習試合、中日0-4広島」(23日、Agreスタジアム北谷)
広島は投打ががっちりかみ合い、今年初めて対外試合で勝利した。投手陣は先発・スコットから矢崎、中村祐、栗林、島内と無失点リレー。打線は鈴木誠、堂林が今年の“1号”を放つと、アピールが求められる若鯉も結果を残した。
試合後の佐々岡監督の一問一答は下記の通り。
-2、3月の対外試合に限ると、昨年から15試合連続白星なしだった。ようやく今年の初勝利となった。
「先発スコットから、投手陣がしっかり抑えたゲームだった。誠也と堂林のホームランで点を取りましたが、ヒットも出て、つなぐ意識とか次の塁(を狙う)ということも、失敗がありながらも、しっかりとした(試合ができた)。勝敗というより、内容を重視する中でね。ずっと負けていて選手たちも最初の円陣で『今日は勝とう』と。負けるよりも勝った方が気持ち的にも良い雰囲気になる。本当に今日はナイスゲーム」
-第5クールの手応えは。
「先発陣、リリーフ陣は本当に競争。先発投手は3枚がほぼほぼ頭の中に入っている。残り3枚の競争は『6分の3か、7分の3くらい』だと思いますので、今日から最後までの競争だと思っています」
-21日の練習試合・阪神戦で緊急降板した床田が練習に復帰した。
「今日はキャッチボールをしている。そこまでではなかったと思うので、そこも一安心だと思います」
-打線は林ら若手も頑張った。
「主力が出始めると、なかなか若手にチャンスがない。数少ないチャンスで(結果を)出していかないといけない選手、今日は林が良い打撃をした。投手同様、みんな競争だと思いますし、下からの報告で入れ替える可能性も出てくる。そういう危機感も持っていると思うので、若い選手はみんな必死だと思います」