広島完封リレー 九回は塹江を抑えでテスト 佐々岡監督「誰がなるかというところ」
「オープン戦、広島1-0ヤクルト」(6日、マツダスタジアム)
広島は開幕投手の大瀬良が4回2安打4奪三振無失点。続く九里も4回3安打4奪三振無失点と好投した。打線は、この日から1軍に復帰した西川が、四回に右中間突破の適時二塁打。同じくこの日から昇格した高橋大が中前打を放つなど、若手もアピールした。
試合後の佐々岡監督の一問一答は下記の通り。
-大瀬良は4回無失点だった。
「1イニングずつ球数と増やしながら順調に来ている。大地にしろ亜蓮(九里)にしろ、あとは細かいコントロール、制球を修正していってくれればいいくらいで順調だと思う」
-九回の塹江は抑えテスト。
「今は誰がなるかというところで試しているというところ。今日は塹江を最後と決めていた。順番で試してというのをやっているところで、いい展開のなかで塹江が登板して一本は打たれましたけど、しっかりと腕も振れていた。これはまだまだ後ろのピッチャーというのは試していきます」
-西川には適時打が出た。
「ああいうところを初球から甘い球を逃さず一発で仕留めるというのがさすが。守備面でもしっかり守っていたのでひと安心」
-高橋大、正随の右打者二人も結果を出した
「一発でしっかりと答えを出してくれた。ファームでしっかりやってきたなかでの今日の結果だと思うし、またそういうのを見た正随も危機感持ちながら、離されたくないというところで打つという競争意識を見せてくれた。みんな競争と思ってやってくれている」
-ファンが入ってのプレーで気持ちも入る
「ずっと無観客での練習試合だった。声援と言うのが選手の力になると思うし、気持ちも引き締まる。早く満員のなかでやりたいという気持ちがありますね」