「オープン戦、阪神９－３広島」（１０日、甲子園球場）

　広島の佐々岡真司監督（５３）が、阪神ドラフト１位・佐藤輝明内野手（２１）に警戒心を強めた。

　この日、佐藤輝は３安打の活躍。特に五回はスコットから、左中間へ甲子園初アーチとなる２ランを放った。指揮官は「やっぱり、いいバッターだなというね。いいスイングをしているし、逆方向に飛ばす力というのはフリー打撃の時から見ていた」と敵ながら、驚異的な打撃を見せる姿を評した。

　チームは開幕２カードの３０日からマツダスタジアムで阪神との３連戦が組まれており「今から対処しないといけない。開幕２カード目なのでね」と本番での対策を講じる構えを示した。