広島・床田&中村祐が開幕ローテ入り意欲 ともに17日のヤクルト戦に登板予定
広島の床田寛樹投手(26)と中村祐太投手(25)が15日、登板する17日のオープン戦・ヤクルト戦(神宮)で開幕ローテ入りを当確させることに意気込んだ。開幕投手の大瀬良、九里、森下のローテ入りは確定しており、残り3枠を争う構図。先発する床田と2番手でスタンバイする中村祐にとっては、今回が1軍で最後のアピールチャンスとなる。
両投手はこの日、マツダスタジアムでの投手練習で汗を流し、2日後に備えた。床田は前回、11日の2軍教育リーグ・中日戦(由宇)に六回から2番手で登板し、4回2安打1失点(自責点0)。重要な一戦を前に「僕の場合は『この試合が大事』と、入り込み過ぎたら空回りして良くない時が多い。自分のテンポで投げたい」と自然体を強調した。
中村祐は前回10日の阪神戦(甲子園)に先発して4回4安打3失点。「何とか食らいついて、最後に自分の名前が挙がるように」と腕をまくった。互いに譲らず敵地で好投を示し、当確ランプをともす。