広島・森下4回2/3を1失点 ドラ2森浦は満塁のピンチをピシャリ 打線は沈黙
「オープン戦、西武1-0広島」(16日、メットライフドーム)
広島投手陣がまずまずの仕上がり。先発した広島の森下暢仁投手(23)は96球を投げ、4回2/3を6安打1失点(自責0)と力投した。
二回、無死満塁のピンチを招き、木村の遊ゴロ併殺の間に1点を失ったが、2死一、三塁からブランドンを二飛に抑え、傷口を最小限にとどめた。三、四回も得点圏に走者を背負ったが、最速152キロの直球にカーブ、カットボールなどを織り交ぜて要所は締めた。
五回はブランドン、西川に連続安打を浴びるなど1死満塁とされたが4番・山川を空振り三振に仕留めた。2死満塁の場面で降板が、このピンチで登板したドラフト2位の森浦(天理大)が栗山を二ゴロに打ち取り、無失点で切り抜けた。森浦は六回も三者凡退に抑えた。3番手ケムナ、4番手塹江もそれぞれ1回無失点だった。
打線は西武投手陣の前に沈黙。西川、長野、松山で組んだクリーンアップが無安打に終わるなど、走者を出しながら決定打が出ず、7安打完封負けを喫した。