広島、捕手4人プランで開幕万全 坂倉1軍合流で攻撃力UPじゃ!

 広島が捕手4人体制で開幕を迎える可能性が18日、浮上した。キャンプ中に下半身の故障で離脱していた坂倉将吾捕手(22)が、この日から1軍に合流した。若鯉は打力が魅力で、攻撃力に厚みを持たせる狙いがある。

 坂倉はハツラツと練習メニューを消化した。下半身を気にするそぶりもない。「振っていけているので、いいんじゃないかな」。実戦復帰した11日の教育リーグ・中日戦から4試合連続安打。存在感を示してきた。

 坂倉の復帰に伴い、会沢、磯村、石原らを含めて捕手4人で開幕を迎える見通しが立つ。河田ヘッドコーチは個人的な意見と前置きした上で「俺はそっちの方がいいのではないかと思っている」と話した。

 捕手は突然のアクシデントに備え、常に1人をベンチに残しておくのが定石。その中で、ベンチに3人いれば打力のある捕手を代打で起用しやすくなる。同ヘッドは「アツ(会沢)がベンチにいれば使いたくなるし坂倉がいれば坂倉を使いたくなる」と力を込めた。

 磯村は勝負強い打撃も魅力。2年目の石原は17日・ヤクルト戦で右越え3ランを放ったようにキャンプから長打力をアピールする。実現すれば19年以来の捕手4人体制は、打撃オプションが確実に広がる一手となる。

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