広島・九里 初勝利6回1失点に及第点「ゾーンの中で勝負した」
「広島4-1中日」(27日、マツダスタジアム)
先発した九里が今季初登板を初勝利で飾った。97球を投げ、6回3安打1失点。「しっかり自分の球を投げることに集中して入っていった。その辺は良かったかな」と自らに及第点を与えた。
初回、2死三塁からビシエドに左前適時打を浴びて先制点を献上するも、二、三、四回は三者凡退。リズムに乗ると多彩な変化球で的を絞らせず、6三振を奪った。「三振をバタバタ取る投手ではないが、ゾーンの中で勝負した結果。そこは変えずにやっていきたい」と今後もストライク先行の投球を心掛けることを誓った。
「1試合で終わってしまっては意味がない。これからもチームを勝ちに導くような投球をしていければ」。プロ8年目右腕が投手陣を支えていく。