広島・菊池涼失策の要望書に回答 NPBは記録の変更せず 判断理由も説明

 日本野球機構(NPB)は6日、広島・菊池涼介内野手(31)の失策に対して広島、DeNAが提出した記録訂正の要望書について、再検証の結果、記録は変更しないと回答したことを発表した。

 菊池涼は2日のDeNA-広島1回戦(横浜)の八回2死一、二塁からDeNA・桑原の高いバウンドのゴロをはじき記録は失策。二塁手の連続守備機会無失策記録が569で止まった。このプレーに広島は2日、DeNAは3日に記録訂正の要望書を提出していた。

 これを受けNPBはプレーを再検証。その結果についてセ・リーグの杵渕統括は「普段、内野安打とするより極端に高く弾んだ打球ではなく、その(はじいた)段階で打者走者は塁間の半分あたり。捕球していればアウトのチャンスがあったとの判断に至った」と説明した。

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