広島・高橋昂「貢献できたのが何よりうれしい」3年ぶり登板で5回無失点、役割果たす

 中日打線を相手に力投する先発の高橋昂(撮影・立川洋一郎)
 4回、打者・福田のところで、脚の治療のためにベンチへ向かう高橋昂(撮影・立川洋一郎)
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 「中日2-4広島」(18日、バンテリンドーム)

 3年ぶりの1軍登板となった広島の先発・高橋昂が5回1安打無失点と好投。白星は手にできなかったが、役割を果たした。

 初回2死一、二塁のピンチで高橋周を二ゴロに料理。四回は下半身のアクシデントでベンチに下がったが、続投して2死二塁のピンチを無失点で封じた。

 二、三、五回は三者凡退で5奪三振。「真っすぐも良かったし、変化球もうまく腕を振れた」と振り返り、アクシデントには「ちょっと力が入り過ぎた感じ。問題はないです」とうなずいた。

 佐々岡監督も「アクシデントがあったけど五回までよく投げた。勝ちを付けてあげられなかったのは申し訳ない。こういう投球を続けていたら、みんなが勝ちを付けてくれると思う」と評価した。「試合前から無欲で臨もうと思っていた。最終的にチームが勝った。貢献できたのが何よりうれしい」と左腕。次戦に期待が高まる78球だった。

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