元広島・ギャレット氏が死去 78歳 79年初の日本一に貢献
広島で主に外野手として1970年代後半に活躍し、79年の球団初の日本一に貢献したエイドリアン・ギャレットさんが、肺炎のため米テキサス州の病院で22日に死去した。AP通信が23日、報じた。78歳だった。
43年、フロリダ州で生まれた。大リーグでは66年にブレーブスでデビューし、カブスなど4球団で通算163試合に出場。77年から広島でプレーし、1年目に35本塁打。78年は地元広島開催のオールスター第1戦で最優秀選手に輝き、シーズンで40本塁打を放った。
広島での3年間の通算成績は打率・260、102本塁打、247打点。メジャーでは8年間で打率・185、11本塁打、37打点。現役引退後は大リーグのコーチを務めた。弟ウェーンさんは中日でプレーした。