広島・玉村が2敗目「もう少し厳しいコースに」四球後の被弾を反省
「中日2-0広島」(バンテリンドーム)
広島の玉村昇悟投手が5回3安打2失点で2敗目を喫した。
一発に泣いた。0-0の四回だ。先頭・福田へ四球を与えると、打席には4番・ビシエド。初球のスライダーが甘くなったところを捉えられ、中堅へ先制2ランを許した。
「もう少し厳しいコースというか、投げ切った方が良かった。簡単に(ストライクを)取りにいったというのがある」
プロ初登板初先発した前回4月29日のDeNA戦(マツダ)でも、四回に宮崎への四球後、ソトに2ランを浴びていた。佐々岡監督は「ああいうところは勉強するところ」と反省を促した。
それでも堂々と柳と投げ合った。独特のフォームから投げ込む直球は威力十分。140キロ台前半ながら打者を詰まらせ、カーブでタイミングを外す場面もあるなど、緩急を駆使した投球が光った。次回登板について問われた指揮官は「まだまだ楽しみ。次しっかりというところ」と話し、今後も1軍で起用することを示唆した。