広島 今季6度目の完封負けで5位転落「打てないでは済まされない」と佐々岡監督

 3回、空振り三振に倒れる安部(撮影・立川洋一郎)
 球審に選手交代を告げる佐々岡監督(撮影・立川洋一郎)
 7回、1イニングを無失点に抑えた森浦(撮影・立川洋一郎)
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 「中日2-0広島」(9日、バンテリンドーム)

 広島は打線が4安打と沈黙し、今季6度目の完封負け。前日に引き分けを挟んだ連敗を6で止めたが、一日で5位に転落した。佐々岡監督は試合後「低めに丁寧に投げられていたけど、ゼロというのは寂しいね」と首をひねった。

 この日は主砲・鈴木誠を13試合ぶりに4番、安部を今季初めて3番で起用。だが三回は2死満塁で安部が空振り三振に倒れ、主導権を握れなかった。

 相手先発は、前回4月17日の対戦で14三振を奪われた柳。だが、またもや苦戦して毎回の11三振。四回から八回まで1人の走者も出せず、5回2失点と粘投した先発の玉村を援護できなかった。指揮官は「いい投手なので簡単には打てないが、『打てない』では済まされない。やり返すつもりでやってもらいたい」と攻撃陣に奮起を促した。

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