コロナ禍の広島 塹江と坂倉がベンチ外に 行動履歴から「球団独自の判断」
「巨人-広島」(19日、東京ドーム)
広島の塹江敦哉投手と坂倉将吾捕手がベンチメンバーから外れた。出場選手登録は抹消していない。
17日に菊池涼ら3選手の新型コロナウイルス陽性が判明。PCR検査でそのほかの選手らは陰性だったが、球団独自の判断で18日に磯村、石原、松山、大盛を「感染拡大防止特例2021」に基づいて出場選手登録を抹消。河田ヘッドコーチ、朝山打撃コーチ、トレーナー1名もチームに帯同せず抹消者とともに自宅待機とした。管轄保健所の調査では濃厚接触者はいない。
さらに今朝、行動履歴などのヒアリング調査を進めたところ2選手を隔離の対象とした。鈴木球団本部長は「球団独自の判断。心配する部分があった。大事をとって」と話した。20日にはチーム全体でPCR検査を受ける予定。