広島・佐々岡監督「やっぱりアツが入ると締まる」攻守で奮闘の会沢を称賛

9回ソフトバンク1死一塁、打者柳田のとき、代走周東が二盗を狙うがタッチアウト。遊撃手田中広=ペイペイドーム
9回、周東の二盗を阻止する会沢=ペイペイドーム(撮影・立川洋一郎)
7回、同点ソロを放つ会沢=ペイペイドーム(撮影・立川洋一郎)
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 「ソフトバンク1-1広島」(8日、ペイペイドーム)

 広島は先発した大瀬良が7回4安打1失点と粘りの投球。1-1の九回に登板したドラフト1位・栗林(トヨタ自動車)が1回無失点で、開幕からの連続無失点を21試合に伸ばし、河内貴哉が持つ、開幕から連続無失点試合の球団記録に並んだ。

 野手では会沢が存在感を示した。0-1の七回には、下半身のコンディション不良から復帰後、初となる2号ソロ。九回の守備では、周東の二盗を阻止してピンチを未然に防いだ。試合後の佐々岡監督の一問一答は下記の通り。

 -大瀬良についてはどうか。

 「故障明けから2試合は、あまり調子が上がっていなかった。腕の振りを前回から修正できていたと思う。しっかりと真っすぐを投げた中での変化球というところでね。腕の振りも、切れ、変化球ともに良かったと思います」

 -中継ぎ陣も踏ん張った。

 「そうですね。苦しい中で塹江と栗林がしっかりと引き分けに持ち込んだというのはね。点を取って勝てるのが一番いいんでしょうけど、こういうとこでの終盤、塹江、栗林というのはね。きょうは投手がしっかりと投げきったなと思います」

 -会沢の奮闘も目立った。

 「しっかりよく大地を引っ張っているし、やっぱりアツがね、入ると締まるというかね、やっぱり要がしっかりしてくれているなと思います」

 -きょうから9連戦になった。

 「今はこういう状況なので一つずつ一試合一試合を集中して。目先の一試合を全力で戦っていく」

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