先発崩壊救った!広島の20歳・玉村昇悟がプロ初勝利「もっともっと勝てるように」

 プロ初勝利のウイニングボールを手に笑顔を見せる玉村(撮影・高石航平)
 記念撮影するプロ初勝利を挙げた玉村(左)と佐々岡監督(撮影・高石航平)
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 「DeNA4-7広島」(18日、東京ドーム)

 先発した広島・玉村昇悟投手(20)が7回6安打2失点の力投でプロ初勝利を飾った。「ずっと勝てていなかったので、勝ちたいと思っていた」。プロ入り最多の10奪三振。プロ5試合目で節目の白星をつかんだ。

 初回に先制点を献上したが、直後の二回に2死一、三塁から左前へプロ初適時打。「何としてでも振り出しに戻そうと。気持ちで持て行きました」と自身のバットで同点に追いついた。

 三回にソロを被弾したが、四回以降は無失点。リズムに乗り、主導権を握った。4月29日のプロ初登板で一発を浴びたソト、オースティンからは2人で計4奪三振と、きっちりリベンジも果たした。佐々岡監督は「七回まで、粘り強く投げてくれた。成長しているなと。期待している中、いい投球をしてくれた」と褒めたたえた。

 チームは交流戦18試合で先発投手に白星が付かず、5月19日・九里以来1カ月ぶりに先発投手が勝利した。「もっともっと勝てるように」と左腕。2年目の成長株が、大きな一歩を踏み出した。

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