広島・コルニエル 大谷に並ぶ165キロ「日本最速が出てうれしい」
「DeNA10-8広島」(20日、東京ドーム)
3番手で五回に登板したロベルト・コルニエル投手(25)がプロ最速タイとなる165キロを計測した。16年のCSで日本ハムに在籍していた大谷翔平が計測した最速記録に並び、「日本最速が出てうれしい気持ち」と喜びの声を上げた。
1死一塁からソトの打席で自己最速となる164キロを計測した右腕はそこから160キロ台を連発。そして、2死一、二塁。カウント0-2から大和に投じた3球目が165キロをマークした。
佐々岡監督は「165キロも出てたんだ」と目を細め、「スピードが彼の一番の魅力。スピードだけでは打ち返されることもあるだろうから、いろいろと経験を積んでほしい。春先からずっと期待してきた投手だから」と成長を願った。
今年3月下旬に支配下登録された育成出身のドミニカンは「次も自然体で166キロを目指して頑張ります」と記録更新を誓った。