広島・高橋昂3敗目 村上への被弾に佐々岡監督「一球の大切さを分かってほしい」

3回表に追加点を奪われ、汗をぬぐいながらベンチへ引き揚げる広島・高橋昂也(撮影・立川洋一郎)
3回、ヤクルト・村上(右)に2ランを浴びた広島・高橋昂也(撮影・立川洋一郎)
6回、ヤクルト・古賀優大を迎え、マウンドに集まる広島ナイン。中央は汗をぬぐう広島・高橋昂也(撮影・立川洋一郎)
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 「広島1-4ヤクルト」(24日、マツダスタジアム)

 先発した広島の高橋昂也投手(22)は6回9安打3失点と粘投も打線の援護に恵まれず、3敗目を喫した。

 二回2死三塁から古賀の左前適時打で先制を許すと、三回2死一塁から村上に左越え2ランを浴びた。「入りが探り探りになってしまった」と反省を口にした。佐々岡監督は「先制されてあのホームランは防がないといけない。一球の大切さを分かって投げてほしい」と話した。

 それでも、「最後の方はいい球を投げられた」と左腕。四回以降は粘りの投球を披露。五回1死一、三塁では山田を一邪飛、村上を見逃し三振。六回1死一、二塁では古賀を投直ダブルプレーに抑えた。全イニング安打を許しながらもしっかりと要所を締めた。

 13日のオリックス戦は三回途中8失点でKO。2軍再調整となったが、この日のマウンドで復調の兆しは見せた。「点を序盤に取られても粘り強くいけたのは大きな収穫。終盤良かったという点では次につながる投球ができた。反省するところは反省して、粘り強い投球ができたら」と巻き返しを誓った。

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