広島 九回3点差で本塁狙うもアウト 三塁コーチャー広瀬コーチ「僕の責任です」
「広島3-6中日」(25日、マツダスタジアム)
広島はまさかの結末で今季3度目の5連敗を喫した。
3-6の九回だ。2死一、二塁で3番・小園が三遊間を破る左前打を放った。二走は松山。2死満塁で4番・林の一打に勝利をかけるかと思われた…。
だが、三塁コーチャーの広瀬外野守備走塁コーチが腕を回して松山に本塁突入を指示。左翼手・根尾からの送球により、松山は本塁手前でタッチアウト。試合が終わった。
試合後、広瀬コーチは「僕の責任です」と言葉を紡いだ。
この日の黒星により最下位に転落。6月中の借金「16」は1972年以来だ。また球団の月間最多敗戦数は19(53年9月と93年9月)。6月は4勝15敗2分で、残り4試合だ。