大拙攻で9度目のドローに、広島・佐々岡監督はもどかしさ「引き分けというのはね」
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「広島1-1中日」(27日、マツダスタジアム)
広島は攻撃陣が決め手を欠き、11安打を放ちながら1得点の拙攻で今季9度目の引き分け。カード勝ち越しはならなかった。
同点の九回、中日・又吉に対して2死満塁としたが、坂倉が二飛に倒れた。八回も2死一、三塁で、ベンチは代打・松山を送り出すも中飛。フェンスギリギリへの飛球に、球場全体がため息に包まれた。
三回以外は、毎回得点圏に走者を置きながらも13残塁。佐々岡監督は「攻めた中で、あと1本が出なかった。2人(森下と栗林)が試合をつくった展開だっただけに、引き分けというのはね…」と勝ち切れなかったことに、もどかしさを募らせた。