広島・佐々岡監督 自力V消滅に「僕らは前を向いて」折り返し前では8年ぶりの屈辱
「巨人10-4広島」(1日、東京ドーム)
広島は4点のリードを守れず巨人に逆転負けを喫し、自力優勝の可能性が消滅した。
最近10年でシーズン折り返し前に自力Vの可能性が消滅するのは、13年以来8年ぶり2度目。佐々岡監督は「それはもう受け止めて、僕らは前を向いて戦っていくしかない」と言葉を絞り出した。
初回に小園の適時打で先制し、三回は西川と鈴木誠の本塁打で3点を奪い、巨人先発・菅野を早々にKO。だが、先発・高橋昂は3回1/3を5安打6失点。三回、松原に2ラン、四回は連続四球でピンチを広げ、適時適時二塁打で逆転された。
2番手以降も踏ん張れず、今季ワーストタイの3被弾。10失点で流れを手放し、攻撃陣も六回以降は4イニング連続で三者凡退に打ち取られた。指揮官は「一つずつ借金を返していくしかないです」と一戦必勝を誓い、2日からの阪神3連戦(マツダスタジアム)に視線を向けた。