広島 逆転勝ちで阪神3連戦勝ち越し 森下6回3失点の粘投で5勝目

 5回、勝ち越し二塁打を放った坂倉とタッチを交わす森下(撮影・飯室逸平)
 力投する先発の森下(撮影・飯室逸平)
 5回、左線へ逆転適時二塁打を放つ坂倉(撮影・田中太一)
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 「広島4-3阪神」(4日、マツダスタジアム)

 広島が逆転勝利で、首位・阪神との3連戦の勝ち越しを決めた。

 先発した森下は6回8安打3失点で、6月19日のDeNA戦以来の5勝目。3者凡退は一度もなく、毎回走者を背負ったものの、粘りの投球で試合をつくった。五回無死満塁のピンチではマルテを一邪飛。ドラフト1位・佐藤輝(近大)を空振り三振に仕留め、最後は大山を三ゴロ。林の好守にも助けられ大ピンチを切り抜けた。

 七回以降は「新勝利の方程式」。フランスアが七回を投げると、八回は3連投のコルニエルだ。九回は守護神の同1位・栗林(トヨタ自動車)が登板。1死一、二塁のピンチを迎えたが、佐藤輝、大山を連続三振に仕留めて逃げ切った。

 打線は0-3の三回に反撃開始。苦手の秋山を攻めて菊池涼の左前適時打などで2得点。2-3の五回は、2死一、三塁から坂倉が、代わった岩貞から左翼線へ逆転の2点適時二塁打を放った。

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