広島 バード&コルニエルの助っ投コンビが完璧火消し 無死満塁危機を防ぐ
広島は先発したドラフト3位・大道温貴投手(22)=八戸学院大=が自己最長となる7回0/3を2安打無失点の好投。その後のリリーフ陣も零封してチームのヤクルト戦の連敗を8で止めた。
漂い始めた嫌なムードを消し去ったのは、頼れる2人の助っ人リリーバー。バードとコルニエルが終盤の積極的な継投策に応えた。佐々岡監督は「よく抑えてくれた」と賛辞を送った。
八回無死満塁で、バードが登板。代打・川端には2ボールとなったが、4球目のスライダーで中途半端なスイングを誘って三ゴロ。1死を奪ったところで3番手・コルニエルが登板し、代打・内川を迎えた。前夜のヒーローに全球直球勝負を挑み、最後は5球目158キロで空振り三振。塩見も154キロ真っすぐで2者連続三振。速球がうなりを上げた。
指揮官は「三振がほしいところで三振を取れる。本当に期待しているのでね」と右腕を絶賛。タイプの異なる2人が、ブルペンに厚みをもたらしていく。