広島5位浮上 佐々岡監督「1試合1試合集中して勝って借金をゼロに」

 7回を投げ終え、林(右)と言葉を交わしながら笑顔で引き揚げる大瀬良(撮影・立川洋一郎)
 6回、左前へ適時打を放つ菊池涼(撮影・立川洋一郎)
 6回、中前打を放つ鈴木誠(撮影・立川洋一郎)
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 「広島6-2中日」(12日、マツダスタジアム)

 広島が中日に快勝し、5位に浮上した。0-1の初回無死満塁から鈴木誠が逆転の3点適時二塁打。大瀬良は7回7安打2失点で3勝目を挙げた。4点リードの八回はコルニエル、九回は守護神・栗林が8日のDeNA戦以来、3試合ぶりに登板して試合を締めた。試合後の、佐々岡監督の主な一問一答は以下の通り。

 -鈴木誠が逆転打。

 「初回に大地が点を取られて、その裏に誠也が打ってチームが乗っていけたと思う。誠也も調子が上がっている。いいところで、いいタイムリーが出たなと思います」

 -先発の大瀬良は、7回7安打2失点。

 「立ち上がりが悪いかなという感じで見ていて、初回に点を取られた。二回以降も、なかなか思っているところに投げられていないなと。いつ崩れても(おかしくない)という感じで見ていたが、最少失点で粘り強く、七回まで投げてくれた」

 -コルニエル、栗林とつなぎ、前半戦最後の3連戦初戦を勝利。

 「(きょうの時点で)あと3試合、投手陣に踏ん張ってもらうというところで。4点差でしっかりとね。3連戦の初戦を取れたことが大きい」

 -5位に浮上した。

 「僕らは借金を減らしていく。相手どうこうより、1試合1試合集中して勝って借金をゼロに戻すということをやっていきたい」

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