石原慶幸氏 カープ森下の好投を直感 「左足を上げた時の立ち姿がきれいだった」

中日打線を相手に力投する先発の森下=マツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
ヒーローインタビューを終え、ファンの歓声に応える小園(左)と森下=マツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
お立ち台で笑顔を見せる小園(左)と森下
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 「広島2-0中日」(14日、マツダスタジアム)

 広島の森下暢仁投手(23)が8回5安打無失点で今季6勝目を挙げた。チームも今季初の4連勝で前半戦を締めくくった。デイリースポーツ評論家の石原慶幸氏(41)は森下の左足を上げた時の立ち姿を見て好投を直感したという。

  ◇  ◇

 森下の投球フォームを見て、久しぶりに「きょうはいいな」と感じた。彼は独特な左足の上げ方をするが、その足を上げた時の立ち姿が、とてもバランスが取れていてきれいだった。こういう時はすごくいい投球をする印象がある。この日も思ったところに思った通りの球が投げられたのではないだろうか。

 相手投手が尊敬する明大の先輩・柳だったこともいいモチベーションになっていたと思う。お互い一歩も引かない素晴らしい投げ合いとなり、見事に投げ勝ったことは大きな自信になるだろう。球を受けた石原もテンポの良いリードで好投を引き出した。

 チームも4連勝で前半戦を終えた。試合内容を見ても大道、大瀬良、九里、そして森下とすべて先発に勝ち星がついたのは、いい野球ができている証拠。リリーフ陣も無失点で抑え、打線も打つべき人が打っていた。後半戦にすごく期待が持てる内容だった。リーグ再開まで少し期間が空くので調整の難しさもあるとは思うが、日本代表に選出された選手も含めて、各自がいい時間を過ごして後半戦に備えてほしい。

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