侍・森下 代表でも“ミスターゼロ”31日・メキシコ戦先発「バックを信じ自分の球を」

 練習を終えた森下は笑顔で引き揚げる(撮影・田中太一)
 青柳、山本らと談笑する森下(撮影・高石航平)
 キャッチボールで調整する森下(撮影・高石航平)
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 東京五輪の野球日本代表「侍ジャパン」の最終合宿4日目が23日、仙台・楽天生命パーク宮城で行われた。24日の強化試合・楽天戦(楽天生命)には、五輪2戦目の31日・メキシコ戦(横浜)に先発する森下暢仁投手(23)、初戦の28日・ドミニカ共和国戦(福島)に先発する山本由伸投手(22)が登板する。また、栗林良吏投手(25)は社会人時代の同期であるソフトボール日本代表・後藤のような活躍を誓った。

 過度な緊張は必要ない。チームに勝利を呼び込む最善策を森下は自覚している。「やっぱりゼロで抑えることが勝ちにつながるし、勢いも出てくる。自分がそういうところを出せていけたら」と無失点投球に闘志を燃やした。マウンドでの安定感は折り紙付き。代表でも“ミスターゼロ”としてジャパンに貢献していく。

 自身の初陣はチームの2戦目、31日・メキシコ戦(横浜)。21日に稲葉監督から登板日を告げられ「そこに向けて、しっかり準備しようと思います」と気持ちを引き締めた。この日は山本と一緒にダッシュなどで汗を流し、24日の強化試合・楽天戦に備えた。

 「お昼の試合なので、暑さを感じながら、しっかり任されたところでやっていきたい」と準備へのヒントにしていく。

 シーズン前半戦は13試合に登板して4試合を無失点に抑え、12試合でクオリティースタート(6回以上、自責点3以内)を達成した。国際大会でも相手のスコアボードにゼロを並べ、味方に流れを呼び込む。「トップチームなので結果が大事。気負い過ぎず、バックを信じて自分の球を思い切り投げていけたら」。代表初選出の若き侍が堂々と大舞台に挑む。

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