広島・野間 攻撃スイッチ入れる!後半戦の初戦は1番でのスタメンが濃厚
広島の野間峻祥外野手(28)が11日、攻撃のスイッチを入れると意気込んだ。13日・阪神戦から始まる後半戦は、1番での起用が見込まれる。出塁を増やしてプレッシャーをかけ、西勇攻略の糸口をつくる。
“鯉キラー”から得点を奪うためには粘り強い攻撃が不可欠だ。野間は「先頭で出ていくので、あっさりいく訳にはいかない。食らいついていく」と力を込めた。
対西勇は今季こそ2勝1敗ながら、通算では3勝11敗と負け越し。野間自身も今季2打数無安打と封じられている。
打撃状態は上昇カーブを描く。エキシビションマッチは7試合で1番を担い、26打数13安打で打率・500。四死球7個で出塁率・606を残した。
「いろんな攻め方をされたが、あまり慌てることはなかった」。打席では中堅から左翼方向を意識した結果、安打が増え、際どい球も見逃せるようになった。
西勇はスライダー、シュートで左右を揺さぶり、フォークで高低も使う。粘り強さが出てきた打撃で出塁し、チャンスメークする構えだ。
「やれることをやってチームが勝てるように。1番が勢いをつけられるようにしたい」。野間は真っすぐ前を向いて言葉を紡いだ。