広島・森下が5回4失点 会沢との今季初コンビに安仁屋氏「呼吸が合っていなかった」

 「DeNA7-6広島」(31日・横浜スタジアム)

 森下が5回4失点で降板。6点の援護をもらいながら自己ワーストタイとなる6四球で2発被弾。12試合続いていたクオリティー・スタート(6回以上投げ自責点3点以下)もストップ。デイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏(77)は「いつもの森下ではなかった。バッテリー間の呼吸も合っていなかった印象を受けた」と指摘した。

   ◇ ◇

 森下は立ち上がりからストライク、ボールがはっきりしていて、いつもの投球ではなかった。いつもならどんどん真っすぐを投げ込んでいくが、この日は変化球が多かったし、武器のカーブもまったく決まらなかった。マウンド上で何度もボールを気にするしぐさを見せていたのも、おそらく指のかかりがしっくりこなかったからじゃないかな。

 右打者の外角を狙った球、左打者の内角を狙った球がシュート回転して甘く入ったところを狙い打たれた。右打者の内角にも投げにくそうにしていて厳しく攻めることができなかった。思い切って腕が振れていないからワンバンしたり、すっぽ抜けたりしていた。

 バッテリー間の呼吸も合っていなかった印象を受けた。今季初めて会沢と組んだが、森下が投げたい球を投げられていなかったように感じた。たとえ会沢であったとしても遠慮してはいけない。首を振って自分の投げたい球を投げることが大切だ。これまでは坂倉や石原とバッテリーを組んできた。次回の登板ではだれと組ませるかもう一度、検討する必要があるだろう。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

広島カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス