広島・玉村、六回投げきれず「実力不足」5回2/3を9安打5失点

 6回、大和に適時打を許したところで降板を告げられ、うつむく玉村(右から2人目)=撮影・高石航平
 粘りの投球を見せる玉村(撮影・金田祐二)
 1回、1死三塁のピンチとなり、玉村(右)に声をかける林(左)と小園(撮影・高石航平)
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 「DeNA7-2広島」(1日、横浜スタジアム)

 先発した広島・玉村投手(20)は5回2/3を9安打6奪三振で5失点。六回に捕まり、無念の途中降板で5敗目を喫した。

 初回に佐野とオースティンの適時打で2点を先制された。三回は再びオースティンに中前適時打を浴びて追加点を献上。「何とか、いい入り方ができたらと思って挑んだ中、初回から失点してしまった。悪い流れをつくってしまったのが、きょうの敗因」と31球を費やした立ち上がりを悔やんだ。

 二回以降は緩いカーブを有効活用して粘りの投球。四回以降はDeNA打線を封じていたが、最後のヤマ場を乗り切れなかった。六回2死一塁で牧に四球を与えてピンチを広げて大和と代打・楠本に連続適時打。2点を追加され、佐々岡監督が交代を告げた。左腕は「ここが正念場と思った中、ズルズルと(相手に)いかれてしまった。そこは実力不足」と、要所での踏ん張りを次戦以降の課題に挙げた。

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