広島の球団新人セーブ記録に王手 栗林24S目「そこは超せたら一番、良いこと」
「中日3-5広島」(15日、バンテリンドーム)
広島の栗林良吏投手が1回無安打2奪三振無失点で24セーブ目を手にした。
九回から登板し、先頭の福田をフォークで空振り三振。高橋周を左飛に打ち取ると、最後は堂上を空振り三振に斬った。
前回登板は4日のヤクルトだった。中10日の間隔が空いたものの、安定感は変わらなかった。
節目の40試合を終え、防御率は驚異的な0・45だ。失点はわずか2で、対セ5球団では、DeNA以外の4球団を無失点に封じている。
この日のセーブで03年・永川が記録した球団の新人セーブ記録25にあと1と迫った。開幕前から目標に掲げていた記録に王手を掛けた。「そこは超せたら一番、良いことだと思う」。17日からはマツダスタジアムでDeNA2連戦。地元で球団史に名前を刻んでみせる。