広島・玉村は6回3失点 佐々岡監督は評価「初回に40球を要しながら粘って」
「阪神4-5広島」(30日、甲子園球場)
甲子園初登板となった広島先発の玉村昇悟投手(20)は6回5安打3失点(自責2)だった。
初回、連打を浴び、1死二、三塁とすると大山の適時打などで2点を失った。初回だけで40球以上を費やし、五回まで毎回走者を出す我慢の投球が続くも何とか試合を作った。「粘られて甘い球を打たれた。ボール球も投げちゃったので」と立ち上がりを悔いたが、「持ち直したのは収穫だと思う。今回の反省を生かしてやっていきたい。一発打たれないように工夫したい」と巻き返しを誓った。
佐々岡監督は「初回に40球を要しながらもそこから何とか粘って6回まで投げてくれたのは大きい」と力投した左腕を評価した。