広島が栗林温存サヨナラ負け 佐々岡監督「試合前から決めていた」
「中日4-3広島」(5日、バンテリンドーム)
広島は3-3の九回、菊池保の押し出し四球でサヨナラ負けを喫した。10月は4戦4敗で、借金は再び15まで膨らんだ。
先発した床田は、三回に4本の集中打で3失点するものの、その後は立ち直り6回8安打3失点で終えた。後半戦は6試合連続でのクオリティースタート(先発し6回自責点3以下)となった。
打線は2-3の七回1死三塁で、代打・鈴木誠が左前適時打を放った。4番は2日のヤクルト戦の終盤に代走を送られ交代。2試合ぶりの出場だった。
この日、1軍に再昇格し「1番・右翼」でスタメン出場した宇草は、中前適時打を放つなど2安打1打点と存在感を示した。
試合後の佐々岡監督の主な一問一答は下記の通り。
-九回、栗林を温存した形になった。
「セーブシチュエーション以外では使わないとは、週始めでもありますし、試合前から決めていた」
-ベンチスタートの鈴木誠が代打で1本を打った。
「存在感もありますし、きょうは代打ということで。あす以降はまた状態を見ながら。」
-宇草が2安打した。将来的な1番争いの意味も。
「今は若手にチャンス(を与える)ということで羽月、大盛、野間、宇草。チャンスだと思ってやってもらいたい」