広島・大瀬良が今季初完封で2年ぶり10勝 佐々岡監督「意地をみせてくれた」

 完封勝利を決め、会沢(左)と握手を交わす大瀬良(撮影・立川洋一郎)
 DeNA打線を相手に力投する大瀬良(撮影・立川洋一郎)
 6回、西川の2点適時打で生還し、ナインとタッチを交わす大瀬良(撮影・立川洋一郎)
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 「広島7-0DeNA」(28日、マツダスタジアム)

 広島の大瀬良大地投手(30)が今季初、2年ぶりの完封で10勝目を挙げた。9回6安打無失点。2桁勝利と規定投球回到達は、いずれも2年ぶり。「完封できるとは思っていなかったけど、良かった」。2桁勝利は自身5度目で、広島の大卒投手では黒田博樹(8度)に次ぐ2人目の金字塔となった。

 初回、三回、四回はいずれも得点圏に走者を背負った。それでも要所を締め、味方の守備にも支えられて得点は与えなかった。「全体的に平均的。うまく散らして(相手に)的を絞らせなかったのが良かった」と127球を振り返った。3回2/3でKOされた前回21日・ヤクルト戦(神宮)からの変わり身に佐々岡監督も「前回、ああいうやられ方をした。意地を最後に見せてくれた」と、たたえた。

 あす29日は、最多勝争いを繰り広げる九里が先発。勝てばリーグトップの青柳(阪神)に並び、14勝でタイトル確定となる右腕に「明日は亜蓮のタイトルが懸かっていると思うので、きょう以上に熱い声援をよろしくお願いします」と仲間思いのエースはファンに呼びかけた。

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